
現地
- Fumiko MIKUNI HAMANO 三国富美子 浜野富美子
- 2024年4月29日
- 読了時間: 2分
明日はAzusa Lozingueさんとモンマルトルでコンサート。
でも睡魔でブログは書けません。
明日話す内容を書き留めます。
ベートーベンについては山ほど書きたいところ・・。
ジャン・マリー・ルクレール ソナタNo。3「タンバリン」
この曲は、形式的な音楽に加えて、超絶技巧であり、演奏されることはほとんどありませんが、ヴェルサイユに住んでいる私としてはルクレールでコンサートをするのは当然です。
実際、ルクレールはルイ 15 世のオーケストラのメンバーであり、ダンサーでありヴァイオリニストでもありました。 ソナタには「タンバリン」という副題が付いており、最終楽章はタンバリンのリズムで終わります。 多くの作曲家がタンバリンのリズムに合わせて音楽を書きましたが、これはフランスの歴史の一部です。
私の先生は偉大なヴァイオリニスト、シェリングからこの曲を学びました。彼の解釈は典型的にロマンチックな解釈で YouTube に完全に保存されています。
私は、私の師であるオリヴィエ・シャルリエの解釈を加え、バロック時代の独創性を加えました。 私はヴァイオリニストとして、偉大なヴァイオリニストから受け継いだ直接の指示に従って敬意を表します。
女性作曲家について話します。ブーランジェ姉妹は有名で、特にリリー・ブーランジェの作品に関する興味深いエピソードを紹介します。私の先生はナディア・ブーランジェと親しく、彼女から直接リリーの楽譜を受け取り、その演奏方法について指導を受けました。先生はナウモフと一緒にCDを録音し、楽譜に関するナディアの指摘を反映しました。特に、リリーの「コルテージュ」では、出版された楽譜にスラーがあるものの、ナディアによれば、リリーは生前にスラーなしの演奏を意図していたそうです。そのため、スラーの有無によって作品の印象が大きく変わります。
また、女性作曲家タイユフェールは、私と同様に小柄な女性だったそうです。

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