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ドレミファソラシド

  • 執筆者の写真:  Fumiko MIKUNI HAMANO 三国富美子 浜野富美子
    Fumiko MIKUNI HAMANO 三国富美子 浜野富美子
  • 2019年5月1日
  • 読了時間: 1分

更新日:2021年9月19日


Bela bartok

Concerto No. 1

今月の宿題である。

初めましての作曲家ではなく20代の頃から馴染んできた。

Laloが5楽章全て終わり、「さあて、次はなにやりたい?」と言う師匠の言葉に

「学びたい曲は山ほどあるけれどフランスの学生なら次は何ですか?」と訊いた。

「プロコフィエフか・・バルトーク!」

そう言って楽譜の棚から先生の指使いのある楽譜を貸してくれた。

その日から先週まで私の頭の中は間違いなくカオスになった。

そして毎朝グレゴリア聖歌すなわち教会旋法でスケールを弾いてから

西洋音階、エチュード、バッハ、バルトークへ。

やっぱし、わかんない。

その気持ちが気持ち悪く、カフェに楽譜と研究資料を持って毎日出かける。

マテゾンの文献がこんな時は癒される。

そしてまたバルトークの指示を知ろうとカオスに入っていく。

分からないながらも毎日同じことの繰り返し。

そんな中ノートルダム寺院が燃えて

グレゴリオ聖歌の成り立ちがここにあったことを知った。

ドレミファソラシド

この中には宇宙が広がっている。

やはり神様はいると、バルトークは教えてくれた。


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